日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

独立行政法人「日本学生支援機構」(JASSO)が運営する奨学金です。対象は専修学校(専門課程)・高等専門学校・短大・大学・大学院と幅広く、指定校もありません。

大学や民間の奨学金と比べると選考のハードルはやや低めで、JASSOによれば大学生の2.6人に1人が利用しているそうです。「奨学金を利用したい」という場合の最初の選択肢かもしれませんね。

主に有利子の「第一種奨学金」、無利子の「第二種奨学金」の2種類があり、家計の所得の基準を満たせば2つを併用することもできます。

大学の奨学金

寄付などを財源とし、大学が独自に運営する奨学金です。例えば早稲田大学の「大隈記念奨学金」の場合、104名(予定)の学生を対象に理系や人科は年間100万円、文系は年間70万円が支給され、返済の必要はありません。

主な選考基準は大学での学業成績。奨学金によっては論文の提出や面接が必要なものもあります。ハードルは決して低くありませんが、入学してから申し込めるので家庭の事情で急に学費を払うのが厳しくなった場合などにも利用できますね。

民間の奨学金

公益財団法人やNPOが運営する奨学金です。大学生・大学院生を対象にした給付型が中心で、その多くは指定校制です。給付額はおおむね月額1万円~15万円ほど。

募集人数は10名以下のケースが多く、受給後の論文の提出や定期的なイベント・セミナーへの参加が条件になるものあります。専門職や研究職を目指す学生さんが利用するケースが多いようです。

自治体の奨学金

都道府県・市町村が運営する奨学金です。金額や返済の有無は自治体によってさまざまですが、小中学校から利用できるものも多く、長期的に家計の負担を減らすことができます。

例えば横浜市では、保護者が市内に住む高校生を対象となる給付型の奨学金に加えて、小中学生を対象に学用品などの費用を支給する修学援助制度があります。