給付型奨学金とは?

卒業後、一定期間の返済がともなう「貸与型奨学金」に対して、一切返済する必要がないのが「給付型奨学金」。経済的な課題を抱える学生にとって「返さなくていい」というのは何より大きなメリットです。ただそれゆえに人気も高く、申し込みには厳しい条件が課せられます。給付型奨学金はいったいどんな人が受け取れるのでしょうか?

給付型奨学金を受け取れる人

まず、公益財団法人など給付型奨学金を運営している団体のWebサイト見ると、ほとんどの団体で対象の大学・大学院を指定しています。

例えば公益財団法人「電通育英会」の場合、対象の大学は55校。うち31校を国立大学が占め、私立大学も慶應義塾大学や同志社大学といった有名大学が中心です。また、個人に対しても一定以上の成績と大学院への進学見込みが条件となり、それ以外にも定期的に開催されるセミナーへの出席や、研究経過報告書の提出が必要なようです。

誰でも申し込めるわけではありませんが、能力や学業成績に自信があって明確なキャリアプランがある人は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

給付型奨学金を運営している団体

・公益財団法人「電通育英会」
http://www.dentsu-ikueikai.or.jp/
前述の通り指定大学および指定大学院の学生が対象です(大学院生:月8万円)

・公益財団法人「日本国際教育支援協会」(JEES)
http://www.jees.or.jp/foundation/g-scholarship.htm
「JEES一般奨学金」として大学や高専からの推薦と願書をもとに支給されます。

・公益財団法人「三菱UFJ信託奨学財団
http://www.scholarship.or.jp/
48の指定大学の学生に対して、対象者に毎月奨学金が支給されます(大学生:月3万5000円。大学院生:月5万5000円)

・公益財団法人「東電記念財団」
https://www.tmf-zaidan.or.jp/
電気・エネルギー産業に従事する研究者育成のための奨学金です(大学院生:月5万円)

・一般財団法人「国際開発機構」
http://www.fasid.or.jp/activities/3_index_detail.shtml

国際開発関連分野の人材育成のための奨学金制度です。応募には論文と一定の英語力が必要です。